若い人には、「宇多田ヒカルの母」としての方が有名なこの方、その昔は、夜の女の心を情感込めて歌い上げた「圭子怨歌」で、アルバムセールス42週連続1位という快挙を成し遂げたほどの人気歌手でした。タイトルもスゴいですが、サブタイトルはもっと演歌チックです。「シビれる低音の圭子怨歌が甦る!昭和歌謡ヒット&カバーソング集」・・・。
その「シビれる低音」を堪能できるベストCD5枚組に、私の筆文字をご提供しました。デビュー曲「新宿の女」や「圭子の夢は夜ひらく」、「女のブルース」など、自身のヒット22曲。さらには男性シンガーの曲を含む昭和歌謡やわらべ歌など86曲をカバー。5枚のCDにはそれぞれ「女心を歌う」「男の情を歌う」「人生・昭和を歌う」といったタイトルが付けられ、こちらも私の筆文字で。「人生、そして時代を背負ったような哀怨こもった熱唱」に、心揺さぶられてみてはいかがでしょうか。
(アートディレクション/吉野修平)
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